生地 雅之
GMSに足りないもの・2
V
最近、SCの核店舗のGMSの平場を見てきました。整然と商品が並んでいるのですが、お客様が来店されていないので、閑散としています。何が足りないのかを考えて見ました。
先週の続きですが、
4)集客力
いぃら良い商品を並べても、お客様が来ないなら意味をなしません。
今のイベント程度ではなく、モールでテナントがやっているのまで、力技でも持ってこないと
今のままでは閑散状態です。経営者やマネージャーはもっと売上・利益を上げる事(商売)に貪欲になって預きたいものです。小売業界にもいらっしゃるのですが、僅少なのです。
5)売場構築力
先週の1にも関わるのですが、売場は多量な商品を陳列して、売れても品出しを極力回数を減らしたい意向でしょうが、コンビニのような高い中置き什器の羅列です、お客様の「見やすい・買いやすい」を無視したような「売りやすい;管理しやすい」什器のオンパレードです。品出しの頻度が増えても売上を取れる方向に向くべきです。お客様の「見やすい・買いやすい」には当然ルールがあるのです。
6)データ解析力
小売業(特に百貨店やGMS)は既存顧客の購買データは十分に保持できているのです。
そのデータを目的を持って解析できれば、十分既存売上は確保できるし、既存顧客による
買い足し購買も目論めるのです。そこからもし新規顧客の獲得等も読み取れる部分もおおいのです。いつも提言しているテーマなので、詳細は控えますが、、、
現在は自社・自店がこれからどうあるべきか、それに向かって現状からどう進むべきかを構築する必要に迫られてきています。経済環境は間違いなく変化の兆しが見えています。どう変わるのかは別として、その中での自社・自店は何をすべきかが問われているのです。
是非とも、健全なる企業経営に向けて、早急に改善・改革される事を祈念致します。
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