児玉 千恵子
いとおしいファブリック 繊研新聞 FB連続小講座『ボディ&スタイリングフィッター 令和版』⑦
先日、加古川市に住んでいるO女史から「正絹の着物かユニークな布がある? ボディフィッターのバッヂ、お客さまの心に響いているみたいよッ」と電話があった。
12月の上旬に岡山市の百貨店で創作展が開かれ、彼女オリジナルのリメイク服を出展するとのことだった。
かつてのIFF(インターナショナル・ファッション・フェア主催・繊研新聞社~冬期2006~10年)に、姫路市の公的機関から、皮革関連の事業者とクリエイターが5期に渡って出展した。その間、彼女は皮革と古布を使ったバッグや創作服を4回出展してブースに立った。
全国に41ヶ所あった地場産センター(2006年当時)の先陣をきって「西播地域」が日本技のブースを設けた。
総合プロデューサーを5回に渡って務めた私は、O女史のバイタリティに感心していた。
服飾専門学校出身で専業主婦だった彼女(現在70代後半)は、IFFへの出展以来、ファンが少しずつ増え、現在も各地の百貨店の催事で成果を上げている。
さっそく、我が家のストックや天袋、和ダンスを探してみると、布や和服がナフタリンの匂いと共にドサッと出てきた。
薄手の素材に混じって、布帛地に限りなく近い手応えのあるグレーのジャージーと、茶系のツィード地も出てきた。
ジャージーとツィードといえば、「ココ・シャネル」を思い出す方も少なくないだろう。
モードよりスタイルを重視した、シャネルの「ポリシー」「チャレンジ精神」と「布選び」、仕立て時の「秘技」は、・・・(以下略)・・・(全文は、11/10の繊研新聞紙上を!)
繊研新聞11月10日 FB連続小講座『ボディ&スタイリングフィッター 令和版』連載第7回は、『いとおしいファブリック』。
第1回 9月15日 『フィッター「KAZAGI」をプロデュース』
第2回 9月29日 『3D計測+美意識とバランス感覚』
第3回 10月6日 『着る人をフィーチャーさせるシャツ』
第4回10月13日『モチベーションを高めるスカーフ』
第5回10月20日『服でジョイフル・パワフル・カラフルに!』
第6回10月27日『勇気を縫いこんだ淑女のドレス』
〔PHOTO:DOMINANT LIMITED〕
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