芹澤 絵美

2022 25 Mar

地味すぎる、種採取

秋は種採取シーズンでもあります。

種は簡単に買えるので、去年までは必要最低限の品種だけ種採取していたのですが、
万が一に備え、今年は全ての野菜から種採取することにしました。

なので、レタスの花とか種は見るのも初めてです。

おそらくどんな野菜も、収穫を過ぎて放っておけば花が咲いて種が出来ると思います。
エアルーム(在来種)野菜であれば、その種から昨年と同じ野菜を翌年も育てることが可能です。

パセリの花の種は超簡単採取出来ましたが、
レタスの種はなかなか地味に大変な作業でした。
レタスの種にはタンポポの種のように羽がついています。

この羽を除去しながら種採取したいので、まぁ時間がかかります。

いつもだとそれほど多くの種は採取しないのですが、
今年からは可能なかぎり多くの種を採取し、種蒔きしなかった余剰種はマイクログリーン用にしようと思います。



このマイクログリーンは今ひとつ調べ切れていず手を出していなかったのですが、
古い種の有効利用として最適だと気づき、遅まきながらデビューしました。
マイクロスプラウト(発芽したての野菜)はスーパーマーケットでも沢山売っているのでサラダのトッピングによく買っていますが、自宅で新鮮マイクロスプラウトを育てるのがマイクログリーンです。

このマイクログリーンにはそこそこの種の量が必要です。
その為に種を買うのは不経済じゃない?というのも気が引けていた理由だったのですが、
自分で種採取すればいいじゃない!と今頃になって気づき、ようやく動き出した次第です。


野菜の種蒔きは昨年の種を使うのが望ましく、それ以前の古い種はバックアップです。
このバックアップの種は年を経れば発芽率が落ちるので定期的に古いものから捨てていました。
今となっては「なんてもったいないことを〜・・・」と悔やまれますが、
これからは廃棄する種からマイクロスプラウトを育てて食べる楽しみが出来ました。


この地味な作業中、最近見ているお気に入りのYouTubeがあります。
森翔吾さんというロシアのカザン在住日本人の動画です。
彼の動画は政治的な主張よりは、ロシア人の奥さんと娘さんを交えた彼の周りの生活レポートが中心で、ロシアにおける生活者の現状が知れてとても面白いです。
奥様とは森さんがドバイに勤務していた頃に出会ったらしく、ドバイ事情に明るいのと、現地に友人知人が多数いるようなので、今回のウクライナ危機でドバイ移住を視野に入れているようです。
誰かの海外・越境計画を知るのはとてもエキサイティングで大好きです。

最新動画は、森さん家族はドバイ移住準備の為ドバイに滞在中で、EXPO開催中で平和で華やかに賑わっているドバイの様子が伝わってきてとっても癒されます。動画の中で森さんも触れていますが、大阪万博2025の頃には私も日本とニュージーランドを気軽に行き来出来る世の中になっていればいいなぁと思います。