芹澤 絵美

2022 15 Jul

摩擦の無い世界

南半球は真冬です。北半球の季節だと1月に近いと思います。
ただ、ワイヘキ島は冬でも暖かい日がありますし、夏でも朝晩は冷え込む時があります。
真冬と真夏には野菜の種蒔きはしないのが普通ですが、
この一年中春と秋のようなワイヘキ島で、いったいいつまで種蒔き&育成が出来るのか実験しています。

冬でも外で青物野菜が収穫できるのであればそんな嬉しいことはありません。

ラディッシュとカブは発芽も早く、ゆっくりですが確実に成長しています。
20日大根と言われるラディッシュですが、さて冬でも3週間で収穫出来るのでしょうか?

温室では、ミニトマトの栽培実験をしています。
温室と言ってもヒーターを入れているわけではないので夜間早朝は外気温と同じくらい下がります。

種蒔きから1週間ほどして発芽し、小葉も出てきました。
値段が倍以上になるので、もしも真冬でもトマトが収穫出来るならかなりラッキーです。

ニュージーランドでも生活費の高騰がニュースになっており、
スーパーマーケットで食品や日用品10点前後買うだけでNZ$100は必ず越えてくるので、
感覚としてはスーパーで1万円使っている感じです。

最近ふと思うのですが、
私がふだん聞いているスティーブ・バノンのウォー・ルームやマイク・アダムスのポッドキャストは、数ヶ月前から現在の世界の様子を推測していることが多く、マイク・アダムスに至ってはほぼほぼ陰謀論枠なのに彼の言うことは大概現実化しています。他にも世界経済フォーラム、ジョージア・ガイド・ストーン、国際金融資本などのキーワードを使う人々、いわゆる「まだ何も知らない人を目覚めさせる」と言っている人々の話を聞いていると、もしかしてこれら人々を使ってあえて流しているのでは?と思えてきます。つまりまったく隠されていないし、陰謀というよりは計画を噂レベルで拡散し慣らしているように見えるのです。

一昔前と違って、すぐにいろいろとバレる時代なので、
逆にもう隠さないで陰謀論という体で先行して知らせてしまえば、噂がショックアブソーブとなって現実化した時に「やっぱりね、知ってたよ」と怒ること無くすぐに切り替えられるし、なんならそのような世界になってしまった時の為に自ら準備しちゃったり(これ私)して、暴動に繋がらないのでは?と思っています。

警鐘を鳴らしているつもりが宣伝してしまっている、もしくは宣伝させられている、のかもしれません。
反ディープ・ステートの立場を取るさまざな国のインフルエンサーに届くようにネットで情報を流し、彼らが拡散することで陰謀論の体で計画がゆっくり広まっていく。”ゆっくり”というのは、私の周囲に例えると、日本の実家の母の耳に届くまでにかかる時間のことです。母は携帯電話もパソコンも持っていないので、テレビと美容室に置いてある週刊誌、主婦仲間からしか情報を取っていません。なので私の見ている世界と母が見ている世界にはとても大きなギャップがあります。

この情報取得のギャップについても最近思う事があります。
今後WEB3.0の世界に進んで行きますが、WEB3.0の世界では今の2.0の世界よりも摩擦が少なくなる気がします。
現在のネットでは、ちょっとの意見の違いで大きな対立を起こしていますが、今後メタ・バースに接続するWEB3.0の世界は肉体と精神の制限を超えるので、人の数だけ認識世界が構成され、「人によって真実が異なる、人の数だけ答と真実が存在する、答合わせを必要としない」、沢山の見方が並行して構成されていく世界になっていく気がします。そこでは、パンダは白黒ではないし、人も人の形でいる必要が無いし、1秒前までそこにあったものがすでに違う何かに変わっている世界。歴史の検証や証明など、何が真実かを追究する意味さえ失われていくのです。

現在でも、米大統領選、新型コロナ、ワクチン、ウクライナ戦争、食糧危機、などなど、多くの出来事に真逆の意見が存在し、同じ方向でもディティールが全然違っていたり、同じ世界に住んでいるとは思えない現象が起きています。私がこの現象を最初に感じたのは米大統領選2020でした。全てのは始まりはここです。それまでは世界のニュースは足並みを揃え、一つの真実を人々は共有していました。けれど今は陰謀論と呼ばれる別の真実がネット上に流され、人々はかなり細かく分断されています。

これも「WEB3.0→ 電脳 → マインド・アップロード」という未来へのウォーミング・アップをさせられているのではないか?と最近思っています。なので、意見の違う相手を説得しようと頑張るよりも、それはそれとして尊重し、必要ならば距離を置き、自分は自分の出来る事をして前に進んでいく、そういう「個」の世界観を作り上げていくのがいいような気がします。


まずはメタバースに移行する人としない人で分かれてくる、それが第一段階。
やがて経済行為や行政サービスがメタバースに移行し、ほとんどの人がWEB3.0で生活し始める。
WEB3.0は、6Gの普及に伴って身近になるでしょう。
私は、メタバースも覗きつつ、残されている限りオフグリッドのリアルな世界も堪能する生活を選んでいそうな気がします。


裏も表も全ての計画が人の生活や精神を豊かにするものであることを願っています。

 

余談:数日前からライフスタイルVログを始めました。ブログには書ききれない日々を短い動画で綴っています。
Waiheke Tubular Soils」チャンネル。よろしければ訪問してみてください。