山中 健
マーケティング視点でも面白い「ブルックス ブラザーズ」の東京ショー
「ブルックス ブラザーズ」が青山店オープン40周年を記念して、昨晩ショーを行いました。場所は、神宮外苑にある屋内球技場。東京で多くショーを見てきましたが、ここに入るのは初めてです。
同ブランドのシンボルカラー、ブルーに包まれたエントラスを抜けると、そこはまさにミニスタジアム。入口でスタッフにベースボールキャップを渡されゲストも野球ムード満点。まるでナイターゲームを見ているかのような気分の中、バットを持ったモデルが登場して、ショーがスタートしました。
メンズは、ブルックスのヘリテージアイテムをスポーティーにアレンジ。パッチワークや切り替えなどでアメトラをフレッシュに。対してウイメンズはクラシカルでレディライクなルックが中心。ショーの様子はナイターゲームさながらスコアボードの下で、映像を投影もしていました。
ショーが終わると、スタジアムの売り子のようなモデルが続々と登場。スタジアムはそのまま、パーティー会場に。スコアボードにはショーの映像をリピート再生するとともに、登場したモデルたちを選手紹介風に、映し出していました。
野球と言えば日米ともに人気のスポーツ。そして同ブランドは侍ジャパンのオフィシャルスーツも手がけています。この野球を軸に、アメリカを代表するブランド「ブルックスブラザーズ」の世界を披露しました。
伝統のアップデート、キーファクターの新解釈、コト演出、素心の伝達…。マーケティングのキーワードがギュッと詰まったショーでした。
★SNSでも情報を発信しています
https://www.facebook.com/yamanakaconsulting
https://twitter.com/takeru_yamanaka
https://www.instagram.com/takeru_yamanaka/
▼2017年10月以前の過去記事はこちら