内田 文雄

2018 24 Jan

コンサルティングの形も色々!

昨年9月に知人を通じて知り合った、或る上海の中国コンサルティング会社の社長、いわゆる世の中の流行りもの、特にオムニチャネルに興味が深く、ECとリアル店舗の新業態案件については、浅く広い範囲で情報を駆使し「自分が知らないことが存在することが許せない」というスタンスの持ち主。蔦屋書店のことを語らせたら、そのへんの日本人よりも深く知っています。アパレル領域のクライアントはゼロで、家電系、薬品系企業、リテイルのクライアントを多く持ち、昨年11月に開催された粉ミルク企業主催のセミナー(1,000人参加)での、私の登壇を繋いでくれたのも彼。

 

先日もアメリカ ラスベガスで開催された「CES 2018」(国際家電見本市)や、アップル本社訪問など等、2週間の旅から上海に帰って来たばかり。

当然ながら毎日、数時間おきにCES会場からwechatに写真をUPしたり、自らのブログにCESで体感したことをUPしたりと、これが本業なんでしょうが、まるで子供のようにはしゃいでる感がありました...笑。

彼が1日に何度もUPしている写真から

 

 

上海に帰って来た、興奮冷めやらぬ彼と今後の我々の業務取組みの話をするも、生まれつき新しもの好き、人に伝えていくことが何よりも好きなのか、経済評論家のように世界の最新情報を自ら企画する公開セミナーで伝えていきたいとする彼、私自身はセミナーで話すよりも、1つの企業にじっくり入り込んで指導をしていくタイプ、スタンスが大きく違うため話はまとまりまらず、今後また話し合いを持つことになりました。

 

今回のことで同じコンサル業でも様々な形があると思ったし、彼のように世界中にアンテナを張り、流行りものをいち早くキャッチし、必要とあらばすぐに現地に行って自ら体感し、その善し悪しを自らの体験で話をしていく。中国のリテイルコンサルも大きく様変わりしていることを実感しました。でもこんな水と油の関係みたいな人とでも、非アパレルが得意な人とでもしっかり繋がっておくことが中国では大事なんです。何と言っても中国では関係(クァンシー)が重要ですから。

 

しかし彼の帰国後、昨日22日にシアトルにオープンした無人コンビニAmazonGoは、彼としては是が非でも見たかったでしょうね。悔しがっている彼の顔が浮かんできます...笑。

 

それでは!