児玉 千恵子
パフォーマンスカラーとメイク FB連続小講座販売業務におけるパフォーマンス ⑥
先日、本紙「93年6月21日付~消費分析・私担当」の記事が出てきた。タイトルは、「今後を担うふたつのプロモーションカラー」~パフォーマンスカラーとパーソナルカラーの提案を記述させて頂いた。
私が提唱するパフォーマンスカラーとは、企業なら、CIカラー(コーポレート・アイデンティティ・カラー)のようなニュアンス。例えば大丸のCIカラーは、ピーコックグリーン、三越伊勢丹ホールディングスは金と黒、イオングループは赤紫系で、企業理念や想いを発信している。
早春に備後地方にあるM社からの要請で、リーフレット(アイテム数約20型)のスタイリストと、シーズンテーマ&キャッチコピーの作成の監修を担当した。
M社のリーフレット(春~初夏編)では、モデルと服やアクセサリー以外の文字とキャッチコピーの全てを濃い青緑色にした。ミッドサマー編では、文字は全て赤みのあるココア色に統一。結果、企業イメージにマッチしていると、売場スタッフから前向きな声が届き、掲載された商品への注文や問い合わせが、コロナ下でも予想以上に頂けた。
撮影日は、商品のコーディネイトから、撮影場所とポーズのディレクション、ヘアからメイクまで、スタイリングフィッターとして動いた。
一連の仕事の後、島田順子さんのコメント・・・(全文は、7/6の繊研新聞紙上を!)
《バックナンバー》
◇ 6/1 販売業務におけるパフォーマンス ①「CSとパフォーマンスの天秤棒」
◇ 6/8 販売業務におけるパフォーマンス ②「服(福)の女神の好物は?」
◇ 6/15 販売業務におけるパフォーマンス ③「目ヂカラと体話&対話」
◇ 6/22 販売業務におけるパフォーマンス ④「たおやかな「おじぎ」」
◇ 6/29 販売業務におけるパフォーマンス ⑤「絶妙な立ち位置と所作」
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