児玉 千恵子

2021 29 Jun

絶妙な立ち位置と所作 繊研新聞 FB連続小講座⑤ 販売業務におけるパフォーマンス

(C) DOMINANT  LIMITED C.KODAMA テレビで、イケメン4人組演歌グループ「純烈」と水森かおりさんがデュエットしていた。
 彼らと彼女の艶のある歌声と歌唱力も圧巻だったが、絶妙な「立ち位置」(アクリル板で仕切られていた)と、リズムに合わせた「振り付け」が超カッコ良かった!
 司会者の関根勤さんも、思わず「イイッ」と声を上げていた。
 商いでの「対人距離」や「所作」はどうだろう。
 新装開店や催事などのオープニング時に、先のテレビ番組のような空間演出でお迎えができたら、招待者の胸の高まりは増すだろう。
 お客さまとの距離や、前後・左右・斜めという間の取り方は、ときとして、スタッフの情熱や気持ちの代弁者になってしまうこともある。
 一般に対人関係では、お互いが正面に向かい合うのは「理性」横に並ぶのは「友人」や「親しい間柄」後ろに従うのは「尊敬」や「師弟関係」ポジショニングとされる。
 また、対面距離で85㎝は、その圏内に入ると親近感につながる一方で、警戒感も抱かれる。
 接客応対時の間の取り方は85㎝ほどが自然体だったが、「3密」を避けなくてはならない昨今は、マスク着用でもその距離は心身共に緊張度が増す。
 好かれる商人も対人距離の他、相手が心地良いと感じる所作(振る舞い・身のこなし)を心得ている。先日、食事に出かけた肉菜レストランで、「この娘(こ)はスゴイ!」と感心してしまったアルバイトの従業員に出会った。・・・(全文は、6/29の繊研新聞紙上を!)

 《バックナンバー》
 
 ◇ 6/1   販売業務におけるパフォーマンス ①「CSとパフォーマンスの天秤棒」
 ◇ 6/8   販売業務におけるパフォーマンス ②「服(福)の女神の好物は?
 ◇ 6/15 販売業務におけるパフォーマンス ③「目ヂカラと体話&対話
 ◇ 6/22 販売業務におけるパフォーマンス ④「たおやかな「おじぎ」

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