上野 君子

2018 24 Jan

パリらしいBIOレストランで昼食

只今パリに出張中。というと、聞こえはいいが、現実はボロボロでぎりぎりというところ。最近は体力維持のためにあまり外食をしなくなった。年齢と共に、次の日の仕事を考えて、自己管理意識が徹底してきたのだ。

 

今回も1週間強の滞在のうち、夕食を外のレストランで食事をしたのはわずか1回で、あとは家からもってきたものやホテル近くのスーパー(最近は品揃えが見違えるほど充実)で買ったものを、自分の部屋でくつろぎながら、仕事の整理をしながら、いただいている。

 

そういう日々なので、今日の昼食は、こちらに住んでいる友人と一緒に行ったレストランですっかりリフレッシュ。ここ数日の仕事のストレスからもしばし解放された。

場所は、サンジェルマンのシェルシュミディ通りにあるBIO(有機)レストラン。久しぶりに訪れたこの通り、BIO関連の店が増えていた。

 

私が頼んだのは野菜いっぱいの海鮮サラダのようなもので、グルテンフリー。友人はキッシュ。自然派レストランといっても、この量は、やはり日本とは違う。

こちらにいるとついつい野菜不足になりがちなので、このメニューは私にとってはありがたく、またとてもおいしくいただいた。

食後のコーヒーは、小さな星のクッキー付き。

 

何より、心地よかったのは、すみずみまでオーナーの趣味が反映されたような店のつくり。五感に訴えるものがある。しかもトレンディ。今風。

店内に多く飾られている生花(近くにある日本人経営の花店と契約しているとのこと)の香りと、火の入った暖炉のあたたかさですっかりくつろぎ、友人との話もはずんだ。

レストランに限らないが、店のプレゼンテーションはフランス独特のかわいらしさがある。

 

私たちが店を出る頃は、比較的若いお客さんたちで店内はいっぱいになっていた。