上野 君子
2018
08
Jan
「骨密度検査」を受けてみた
年明けにとあるクリニックの受付で、「骨密度検査」のポスターを目にして、受診のついでに骨密度を測ってもらった。
検査は、専門の測定器に素足の右足を乗せるだけで、数十秒。前後も含めてほんの数分。費用も保険内で安価という手ごろさだったことも大きい。
昨年、同じスポーツクラブに通っている人が手を骨折していたので、聞くと、本人は夢にも思っていなかったが、骨量が非常に少なく骨折しやすくなっていたとのこと。年齢的に骨粗鬆症のリスクも増えてくるし、機会があったら私も一度測ってみようと思っていたのだ。
結果はステイフネス値88で合格。若年比較では96%、同年比較では117%という成績。心配はないということだった。
そういえば、私は生まれてこの方、骨折を経験したことがない。
そんなことで気をよくしていたら、昨日、NHKスペシャル『人体 神秘の巨大ネットワーク』のテーマが「骨」(第3集“骨”が出す!最高の若返り物質)で、その内容にますます明るい気持ちになった。
骨は“若さ”をつかさどる機能を果たしていて、免疫力、記憶力、精力、筋力という4つのメッセージが込められているという。
ご老人が転倒による骨折で寝たきりになって、みるみる認知症が進むという話もよく聞く。
通常、骨といえば、人間の場合は火葬場、食肉の場合もすっかり火が通っているものしか見ることがないので、体内で生きている状態のそれはあまり想像ができないのだが、骨は日々変化していて、3-5年で全身の骨が入れ替わるのだという。つまり、骨は体を支えているだけではなく、一つの重要な臓器なのだ。
というわけで、皆さんも骨のことをちょっと気にしてみましょう。
骨と血管の浮き出たお見苦しい我が手の写真を出してしまって申し訳ありません!