北川美智子
2019
24
Jun
初夏の店頭 3
6月の半ばを過ぎると早いところでは秋物が立ち上がります。
今年のウィンドウは早い秋物と夏ものが違和感なく並んだように思います。
それは素材や色が季節感に対応して曖昧としながら心地よいアッピールをしているからかもしれません。
色は年間を通して気持ちの現われや素材感とのマッチング、そして光沢や透け感などで自由に使われるようになりました。
デザイナーやブランドのクリエーションのなすままともいえます。
目新しく感じるのは黄色とピンク。
そしてビニールやコーティングなどで光りや艶感のある素材使い、レインのシーズンとあってコートやジャケットも見られます。
又黒と白が相変わらず整ったシーンを作り出しています。
リゾートやスポーツは相変わらずのシーズンアイテムですが、その反面こうしたベーシックでコンサバティブなアイテムに新鮮な素材を使ったものが出ているのも今シーズンの特徴かもしれません。
梅雨の合間の一シーンです。