北川美智子
2020
24
Jun
夏の店頭 1 プリント柄
今年の夏はリゾートを強調したものや華美な提案が例年に比べると少ないような気がします。
とはいえ、少し解放感が味わえるようになった夏のウィンドウにはプリント柄やTシャツが見られるようになりました。
モチーフは花と幾何調のものが中心ですが、アラベスク調やシンプルな水玉も定着しワンピースに多く見られます。
ナチュラルでシンプルな単品の組み合わせには色使いでメリハリをつけたり、グラデーションによるカラーブロッキングで上品な味わいを演出したものが目につきます。
Tシャツには大きなロゴ、ぼかしプリント、動物や人の顔など、ブラウスも大柄の花のモチーフ、大きな水玉、抽象や幾何柄など主張のはっきりしたものも見られますが、全体に少し抑えたような、様子をうかがっているかのような、うちに秘めるものを感じさせるプリントの様子です。