北川美智子

2020 27 Jun

夏の店頭 2 新リラクシングウエア

 緊急事態宣言解除を受けて街は少しずつ活気を取り戻し、人も増えてきました。
 6月半ばの店頭は初夏から夏へと向かいますが、同時に早いところでは初秋立ち上がりと夏のセールの催事が重なり複雑な表情が見られます。
 今年は特に新型コロナの影響を受け、春の最盛期から季節が行きつ戻りつしている感があります。
 前回にプリントを取り上げましたが、夏物の一コマとしてナチュラルでリラックスした装いが見られます。
 リゾート感覚もありながら今在宅ワーク、リモート会議、ウエブ会議など新しいライフスタイルにも適応する最も注目されている分野です。
 オフ白や生成り、ベージュ、ライトグレー、淡いパステル、カーキや麦藁の色、モスグリーンや茶などの一連のナチュラルカラーと麻や綿を中心にシルキー素材まで。
 オフボディのワンピースやシンプルなデザインのセットアップ、羽織るタイプのジャケット、ゆったりとしたパンツなど、気負わないオシャレを楽しむ装いは新しい時代を象徴しているかのようです。