武田 尚子
2022
10
Feb
ヴァレンタインデーの贈りもの
2月14日のヴァレンタインデーに向けて、ヨーロッパではクリスマスの余韻が落ち着く1月後半にもなると、赤やピンクのハートマークが街で目立つようになる。寒い季節の心温まる光景だ。そんなパリからギャラリーラファイエット・ランジェリー売場の写真が数枚届いたので紹介したい(写真撮影:磯部美保)。
ヴァレンタインデーの贈り物というと、日本では相変わらずチョコレートが主力だが、パリではコスメやアクセサリー、そして花屋の店頭も賑わっているようだ。むしろチョコレートはクリスマスの方が売れるらしい。
ジェンダーフリーの時代を反映してか、男性から女性へランジェリーという定番はだいぶ薄れているようだが、それでも女性同士、あるいは自分へのご褒美などで、ランジェリーが利用されるケースは少なくない。
長引くウィズコロナ生活と連日の寒さで、鬱々としてしまいがちだが、「からだと心を大切に」と、相手の健康を思いやる気持ちをこめて、この〈肌に最も近い衣服〉を贈ってはどうだろうか。
ギャラリーラファイエットのランジェリー売場では、赤よりも優しいパウダーピンクが目につく。
赤はセクシーな雰囲気が強まる。
春はそこまで。