三愛水着から数えて今年で６５周年になるという（株）Ａｉが、プレス向けに「San-ai Resort　アンバサダー」の発表を行った。

まず冒頭では、同社の伊藤哲郎社長が「ワコールグループのシナジーを活かしながら、大人リゾート市場の創出を推進したい」と、基本方針を表明。

昨年に引き続き、２年連続でアンバサダーに起用されたブラジル生まれのＫＥＬＬＹは、大人っぽい容姿で、まさに「大人リゾート市場」に力を入れている同社のアンバサダーにぴったり。趣味もヨガ、料理、ダイビング、キックボクシングと多彩で、それぞれに資格を有するほどの腕前。憧れのライフスタイルを実践している女性としても説得力がある。

今年のテーマは、“トラベルエモーション”。プーケットでの撮影映像と共に、ＫＥＬＬＹ自身によって新作の水着やリゾートウエアが紹介された。ビーチだけではなく、ヨガなどのスポーツシーンや部屋でくつろぐ時に着たいもの、タウンユースまで幅広いシーンで着られるものが多い。

水着の上に羽織っているドレスは、リゾート地で一枚あると便利。このままレストランにも入れる。

ワコールの定番商品のカップを使用した「グラマラスフィット」（９（ＣＤ）・１１（ＥＦ）・１３（ＧＨカップ）号）は、脇をすっきりおさえて横に流れにくい脇高の構造で、ボリュームあるバストを美しく整える。取り外し可能な肩ひもは、首・肩の負担を軽減。また、フロントのリボンで胸元の高さを調節することができ、デコルテをきれいに見せる。

日本の水着の歴史を作ってきたともいえる同社だが、「三愛水着イメージガール」の時代とはまた違って、新しい時代を着実に切り拓いていることを感じさせた記者発表だった。