武田 尚子
2019
05
Jun
ファッションとして選ぶ楽しさ。気分をあげる
「シュット!インティメイツ」の2019秋冬物は、ランジェリーをファッションとして自由に楽しむというコンセプトがより一層深まった印象だ。SNSなどネットでのブランドの広がりがその背景にある。
90年代風ストリートとスポーツのエッセンスをミックスさせながらも、色やレースを駆使した女性らしさや、ブラジャーの機能性がしっかりとベースにあるのが強み。
秋はココアブラウン、カーキ、ネイビーといったシックな色が中心、冬はくすんだレッドを効果的に使っている。4色を構成しているグループは、店舗限定が1色、オンライン限定が1色というように、限定感も重視している。
中でも注目の的だったのが、アイラッシュレースに“眼”の柄の刺しゅうレースを組み合わせたグループ。同じ眼のモチーフをポイントにあしらったブラレットもある。
共に、遊び心いっぱいで、クリスマスなどのホリデーシーズンにぴったり。
マンスリーMDで店頭に投入される商品は、ラウンジウエアや肌着も含めて全部で25シリーズ。ドレスイージーブラ、クロスフィットブラ、シアーライトブラといった同ブランドの基本となるブラジャーがバランスよく組み込まれているのをはじめ、デザイン性に富んだスリップも多くのシリーズにラインナップされている。
「気分をあげる」という言葉が、チーフデザイナーの斎藤ゆかりさんから度々聞かれた。
ショップにはカップルで来店してほしいという願いを込め、2019秋冬からは念願のメンズもスタート。肌触りの良いレーヨンジャージーのボクサーブリーフ(税抜2500円・2700円)は、日常をおしゃれにしてくれる。