武田 尚子
2020
26
Oct
ヨーロッパランジェリーブランドのマスク
ここにきて、マスクを手掛けるヨーロッパのランジェリーブランドが目につくようになった。
高島屋新宿店や松屋銀座店で展開しているのが、フランスのファンデーションメーカー「Chantelle(シャンテル)」や、イタリアのナイトウエアメーカー「Flora Lastraioli(フローラ・ラストライオーリ)」のマスク。
「シャンテル」は、今春の工場の休止期間中にランジェリーの生産ラインで生産したもので、フランス政府の認可カテゴリー1(3μ以上粒子を90%カット)の認可マスクで、当初はフランス政府が買い上げて医療従事者に配布されたという。
サイズ調整機能付きで、MからXLまで対応。色合いがシックで、今では8色展開まで広がった(レイヤードコットン100%)。
現在は専用ラインで生産しており、今後も種類を増やしていく予定だ。
価格は2500円(税別)で、パッケージ入り2枚セット(5000円+税)もある。
「フローラ・ラストライオーリ」は、イタリア厚生省の認可を受けたファッションマスク(洗濯可能のコットン100%)で、大胆なプリント柄やポイント刺しゅうを施したデザインが特徴。
フィレンツェの工場で一枚一枚手作りされているもので、生地のトリミングの場所によってデザインがそれぞれ異なる。手持ちのフィルターが内蔵できる構造となっている。
MからXLまでの3サイズ展開で、価格は2500円(税別)。
感染拡大のとまらないヨーロッパに思いを馳せながら、その使い心地を試してみたい。
ギフトにも最適なアイテムといえるのではないだろうか(下の写真は「シャンテール」)。