武田 尚子

2018 26 Mar

天然素材インナーで底力発揮の「カタクラ」

インナーウエアの2018秋冬物展示会はまだまだ続いているが、ここで紹介するのがなかなか追いつかないでいる。

今月開催された展示会の中でも、新鮮な印象を残したのは「カタクラ」。

片倉工業といえば京橋のあのビルと、開催場所もろくに確認せずに向かったのだが、すでに10年前に明石町のビルに移転されていたことを知って愕然とした。考えてみると、同社にお伺いしたのは約30年ぶりだった。つまり30年もご無沙汰していたことになる。光陰矢の如し。

 

同社の最大の強みであるシルクインナーをはじめ、日本製にこだわったケアコットンのシリーズもわかりやすく紹介されていた。

今、市場で求められている天然素材のインナーウエア、しかも基本的なアイテムとスタイルが、レディス、メンズから子供用まで、これだけしっかり品揃えされているところはほかにあまりないのではないだろうか。

 

日常こそ、シンプルでありながら快適なものを身に着けて贅沢をしたい――そんな気持ちがさらに高まった。

 

 

 

サテンのパジャマやプリントのルームウエアから、各種ニットインナー、スリップ、ブラキャミソール、腹巻まで、肌に優しいシルクインナーが勢ぞろい。

 

注目されたシルクのブラジャー。リブ(シルク100%)とベア天竺(シルク95%・ポリウレタン5%)の2種類で、ストレスフリーなワイヤレスブラが新発売されている。

 

レッグウエアもシルクが充実。人気のシルク混フットカバーは日本製で、レディスとメンズを展開。