進士 恵理子

2020 31 Mar

ベーシックインカム最初の一歩は抽選で!

ベーシックインカムもこの危機的状況の元より注目を浴びている。

誰でも参加可能、受付はメアドと任意のパスワード、ハンドルネームだけで12000ユーロお金が貯まったら抽選でベーシックインカムの参加者募るから登録しといて!という超間口の広いMein Grundeinkommen (https://www.mein-grundeinkommen.de/) いうもの。この危機的状況においてやっぱり働き方、生き甲斐とは、人生とは… って考え直すよね。

写真は、ベーシックインカム当選者の抽選の様子。ライブ中継、自宅からアクセスというところがコロナ影響下の外出制限令非常事態時らしい絵を作っている

ベーシックインカムのメリットやどこからそのお金を捻出するのかっていう基本的なことはここでは触れない。けどざっとかんがえてみただけでもメリットは多い。

ドイツ有力紙Die Zeit行ったProf. Gabriele Winker女史へのインタビューではフェミニズムの立場からこの制度を推進。家事子育て看護などなどケアワークは結局家庭の中で女性も手によって主に担われているけれど1円の価値も与えていないこの現状はどうなの?と。利益拡大を目的にした社会じゃなく共存していくのが目標だとしたら…?

ベーシックインカムではお金持ちになれないけど、とりあえず生きていける。自分の人生に与えられた時間は自分のものである。自由に生きる権利を遂行するためのシステムかもしれない。

https://www.grundeinkommen.de/16/03/2020/mehr-zeit-fuer-sorgearbeit-in-der-familie-und-fuer-musse.html