アパレルウェブ メゾンニュース
「ミッソーニ」の新クリエイティブ・ディレクターにフィリッポ・グラツィオーリが就任
フィリッポ・グラツィオーリ
「ミッソーニ(MISSONI)」がクリエイティブマネージメントチームを再編成し、フィリッポ・グラツィオーリ(Filippo Grazioli)がメンズ・ウィメンズコレクション及びライフスタイル向けのブランドイメージスーパービジョン(監督)のトップに、アルベルト・カリーリ(Alberto Caliri)が「ミッソーニ」ホームコレクションと「ミッソーニ」スポーツの開発の指揮を執ると発表した。なお、「ミッソーニ」スポーツの開発は、ダヴィデ・トネッティ(Davide Tognetti)と共同で⾏う。
アルベルト・カリーリ
「ミッソーニ」のCEO であるリビオ・プロリ(Livio Proli)は、69年前にロジータ(Rosita)及び、オッタビオ・ミッソーニ(Ottavio Missoni)が創り出し、彼らの⼦どもであるヴィットリオ(Vittorio)、ルカ(Luca)、アンジェラ(Angela)と共に本質的な特性とブランドのヘリテージを強化するために設計した事業計画を作成、正式な新クリエイティブ部⾨計画の作成をしているという。
リビオ・プロリ
今回の就任により、既にマネージメントチームの増強を終えている「ミッソーニ」は、未来のために基礎を強化。⽬標は、ユニークで独特なスタイルを構築してきたファミリー経営の企業が持つ⽂化と芸術的な取り組みによって、グローバルな名声と尊敬を集めているブランドの「トータル・リビング」コンセプトを強化することだという。
新クリエイティブ・ディレクターの就任に際し、フィリッポは「ミッソーニの世界に参加できることを光栄に思っています。このブランドは、イタリアンスタイルとデザインの歴史において、約 70 年にわたり、優れた⾼潔さを維持しながら、重要な役割を果たしてきました。私がこれまで与えられてきた機会に感謝すると同時に、プロダクトの核となる、喜び・新鮮さ・カラーのセンス・積極性を維持する新しいビジョンで、私の経験をさらに発展させることができる可能性にも感謝しています」とコメントした。