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2020 08 Nov

「3.1 フィリップ リム」がD2Cコレクション「リヴ・フリー」発売 アットレジャーなスタイルを提案

 「3.1 フィリップ リム」が2020年11月10日に、ブランドとして初めてとなる、D2C(メーカー直販)コレクション、「リヴ・フリー(LIVE FREE)」を、公式サイトと直営店で発売する。

 今回リムは、人々がワードローブに何が必要かを考え、年中着まわせる基礎となるアイテムをコレクションで表現したという。「パンデミックが始まり、ロックダウンになっている時、私は優先順位に関して再度考え始めました。その中で、エッセンシャル(必要不可欠)なものとは何か、今何を着たら自由を感じることができるのか。自由を求めることは贅沢であり、人生をバランスと誠実さ、そして共感を持って生きることは必要不可欠なものです。今求められることは今を生きること。限られた中で、洋服を通じて少しでも自由を感じられることを願っています」とフィリップ・リムは語る。

 コレクションは、普遍的でエッセンシャルなアイテムにフォーカスを当て、そぎ落としたミニマルなスタイルに仕上がっている。機能性を軸としており、オンでもオフでもリモートワーク時代にぴったりだ。どのアイテムも「アットレジャー」、すなわちスポーツ用のアスレジャーではなく、日常のためのアクティブウェアとして、昼夜問わず、自由に動けるようにデザインされている。

 「リヴ・フリー」はメンズ・ウィメンズコレクション共に《ドロップ11.10》を11月10日に発売。ウィメンズでは、ミッドウェイトのジャージーのベーシックTシャツやリブタンクドレス、エブリデーレギンスなど、現代の女性に向けたワードローブを中心に展開している。トラックスーツと、レインコートを融合させたアウターには、ディテールに技が光る。

 メンズは、クルーネックのスウェットシャツやジョガーパンツのセットアップなど、ミニマルなスタイルが揃っている。それでいてTシャツの肩口など,ディテールにさりげなくデザイン性を表現している。

 色彩はホワイト、ブラック、キャメル、グレー、ブルーと基本色の展開だ。ユニセックスにできているダッフルバッグは大きさにこだわり、外出先で活躍するアイテムになっている。ニューノーマルの時代に、自由に、自分らしく、エフォートレスに着こなすスタイルといえるだろう。11月10日以降、新たなドロップは月ごとに発売を予定している。

文:黒部エリ

 

「3.1 フィリップ リム」公式サイト