【東京本社】年度が替わり、新入社員を多く見掛けるようになった。取材先では、新人の勉強を兼ねて同席させてほしいというケースがある。慣れない中での連日の研修で、疲れが顔に出ている新人も多い。かつては仕事帰りも酒席に連れ回されたが、今はさまざまなハラスメント的にそれは少ないのだろう。そもそも若者自体のアルコール離れもある。国税庁によると成人1人当たりの酒消費量は、1992年度の101㍑をピークに減り続け、2020年度は75㍑まで落ち込んでいる。酒以外にもストレスを発散する方法がいくらでもあるからかもしれない。なにより、これからの社会人生活を楽しんでもらいたい。（日）