繊維ニュース 編集部ブログ

2019 19 Jul

半年続く閉店セールにあきれる

 【大阪本社】自宅の駅から歩いてすぐのところにスーツ、フォーマルウエアをメインとする大手アパレルの郊外店がある。「完全閉店」のでかでかとした張り紙やのぼりが立ったのは、まだ寒さが身にしみる春先だった。

 開店して2年もたっていなかったのではないか。

平日はだいたい決まった時間帯に店の前を通るが駐車場に車がないことが多く、一体誰が買いに来るのかと思っていたが、やはり閉店という決断になった。

 あきれたのは閉店セールの長さ。実に半年も自慢にもならない閉店をうたって在庫をさばき続けた。正直、これは“閉店商法”とでも言うべき新手の客寄せなのではと思ったほど。たまたまその店の前を通りがかった人にしてみれば、「閉店か! 安いかも。行ってみよう」と食指が動くかも知れない。

 だが、近隣住民は、半年も閉店をこれでもかとアピールする店を見てどう思っただろう。在庫を吐きつくそうとしているようにしか映らない。おそらく企業イメージをかなり落としたように思う。(学)