繊維ニュース 編集部ブログ

2023 12 Sep

光と音で紡ぐ物語

 【東京本社】今年で11回目となるプロジェクションマッピングの国際大会を見てきた。スクリーンは明治神宮外苑の聖徳記念絵画館。58カ国・地域281作品の中から選ばれたファイナリスト20組の作品が投影された。それぞれ1分間と短い作品だが、地球や動植物、人、宇宙、古代の仏像や神々などが映し出され、自然の変化や人類の歴史、未来といった物語が光と音で紡がれる。絵画館がまるで生きているようにうごめいて見えた。広場では人の動きに合わせて光が発生したり、色が変わったりする体験型の仕掛けも。生成AI(人工知能)と人の知見を融合したものも多く、電力はバイオマス燃料で賄ったそう。アートも進化している。(直)