繊維ニュース 編集部ブログ
2020
17
Jul
昆虫食の時代
【東京本社】「無印良品」を展開する良品計画が「コオロギせんべい」を販売して話題になった。徳島大学の研究をベースに量産された食用コオロギを使用しているという。残念ながら食したことはないが、エビのような香ばしい風味があるらしい。
食糧危機への対策として昆虫食が注目を集めているのは確かなようだ。栄養価が高く、環境への負荷も小さいことから国連食糧農業機関も推奨している。日本では古くから蜂の子やイナゴなどが食べられてきた。個人的にはすごい抵抗感があるのだが。
先日、東京の御徒町(アメ横)で昆虫食の自動販売機を見つけた。タガメサイダーのほか、カブトムシの雄・雌のセット(飼育用でない)、サソリと思われる何かが入った強力昆虫食トリオなどが並ぶ。価格が高い(昆虫食トリオで2700円)こともあるが、とてもじゃないが買う気にはならかった。
自宅に戻り、「昆虫食の話はこのブログで使えるかな」と考えていると、久しぶりにやつが現れた。好きな人はあまりいないであろう、「G」だ。かさかさと素早く動く、あの黒い(茶色もいる)虫。殺虫剤を買いにドラッグストアへ走った。もっと気の利いたブログを書くつもりだったが、頭の中から消えてしまっていた。
(桃)