繊維ニュース 編集部ブログ

2020 25 Aug

知多木綿×中日ドラゴンズのコラボハンカチ

【中部・北陸支社】名古屋市の中心部から南に車を走らせて約30分。「知多木綿」発祥の地といわれる愛知県知多市岡田に立ち寄った。今も古い建造物も残り風情ある街並みを形成する。

 そこで目にしたのが知多木綿と中日ドラゴンズがタイアップした「知多木綿ハンカチ」。中日球団承認のもと知多半島にまつわるモノやコトとのコラボレーション企画として商品化が実現した。ご当地知多市出身の浅尾拓也投手コーチと福谷浩司投手の2種類がそろう。

 このハンカチは知多木綿を扱う竹内宏商店(愛知県知多市)が手掛けるアンテナショップ「478」で取り扱う。球団公式オンラインショップでも購入可だ。

 素材は知多産地ならではの小幅織機で織りなした文晒(ぶんざらし)生地を使用。手織りに近い製法で製造した生地はしなやかで肌触りも抜群。柄は手捺染で丁寧に染め抜く。

 売れ行きは好調。特にイケメンでかつてセットアッパーとして大活躍した浅尾コーチのハンカチは大人気という。負けじと福谷投手の快速球がうなればハンカチの売れ数もドラゴンズの順位も上昇するだろう。生粋の中日ファンである筆者の安易な発想が、どうか“皮算用”になりませんように。(藤)