繊維ニュース 編集部ブログ

2023 04 Oct

バガスでデニム

【大阪本社】さとうきびの搾りかすである“バガス”は沖縄県内で年間約20万㌧、世界では約18900万㌧程度発生しているといわれる。ベンチャーのCurelabo(沖縄県浦添市)は、そんなバガスを活用した繊維の開発に取り組む。先月、大阪で開かれたたまゆら(大阪府枚方市)主催のユニフォーム博覧会「第3回たまゆらフェスタ ユニフォームEXPO2023」に参加。デニムを中心にさまざまな製品を発信した(写真)。バガス和紙を綿と撚り合わせ糸にすることで、さらっとした肌触りが特徴。今後、たまゆらとも共同開発を進めるらしく、サーキュラーエコノミー(循環経済)への関心が高まるユニフォームでもバガス使いの商品が増えていきそうだ。(佑)