繊維ニュース 編集部ブログ
2023
03
Oct
鉄道制服
【東京本社】鉄道の歴史を踏まえながら、旧国鉄やJR東日本の制服を振り返る企画展「鉄道と制服~ともに歩んだ150年」が11月12日まで、旧新橋停車場鉄道歴史展示室(東京都港区)で開かれている。新橋~横浜間に国内初の鉄道が開業した1872年当時の制服は英国からデザイン、生地共に輸入して仕立てたものだった。その後国産となり、乗務員や駅員の制服が年々洗練されていく様子がよく分かる。一方、保線などの技術分野の作業者向け制服も法被を羽織ったような初期の頃のものから、より作業しやすいデザインへと変遷していく。ボタンの移り変わりなども興味深い。いずれも現代のオフィス、サービス、ワークウエアに通じるものがある。(日)