繊維ニュース 編集部ブログ
2023
05
Oct
マニアでなくても
【大阪本社】縫製業のサンワード(大阪市天王寺区)は、鉄道車両の廃材をバッグなどにアップサイクルし「ラウラウジ ハイテツ」のブランド名で販売している。ここ数年で幌やスクリーンなどの「よくある廃材」のアップサイクルのノウハウが社内で蓄積され、全国の鉄道会社からの問い合わせにも応じやすくなったと言う。写真のバッグは車内のロールスクリーンが素材。つり革の持ち手部分や車体番号が記された部分がさりげなく使われ、わかる人もそうでない人も目を引くデザインに。鉄道関連の廃材をアップサイクルしている――という付加価値が大きいが、デザインや使い勝手などバッグとしての魅力も十分ある。(酒)