繊維ニュース 編集部ブログ

2018 14 Nov

20年ぶりの東京開催

 【大阪本社】大阪市中央区のOMMビルで10月31日、11月1日に開かれた「パンテキスタイルフェア2018」には、近年では最多となる57社が出展し、活発に商談した。

 久しぶりに訪れてみて感じたのは、「商品開発のレベルがずいぶんと上がってきたな」ということ。スポーツ中心ではあるものの、なかなか面白い商品が並べられていた。

 主催者の紡拓会発表によるパンテキスタイルへの来場者数は、16年度が990人、17年度が千人超、18年度も千人超。開催時間は初日が午前10時~午後6時、2日目が午前10時~午後5時だから、2日間で合計15時間。

 従って、1時間当たりの来場者数は66人強ということになる。これを多いと見るか、少ないと見るかは意見の分かれるところだが、ブースごとの繁閑が顕著で、忙しいブースと暇なブースとの明暗が鮮明な2日間だった。

 紡拓会は、「パンテキスタイルフェアIN東京」を来年4月に東京で開催すると表明した。実に20年ぶりの開催になる。東京での集客を考えると、もう少しファッション系というか婦人テキスタイル系の商品群に厚みを持たせた方がいいのでは、と思うのだが……。(鷹)