繊維ニュース 編集部ブログ
2019
19
Sep
綿花は可憐
【大阪本社】今年の3月、とあるクラウドファンディングの取材で、加古川の綿花畑を訪れた際、苗木を1本だけ分けていただいた。
実家の庭に植えることにしたが、持ち帰るのに手頃な袋がなくペンケースの中にしまった。そのため、実家の庭に植える時には、しおれかけて何とも頼りない感じがした。なにしろ育て方を知らないので、ケアの仕方も分からず、とりあえず他の草花と同じような扱いで水やりぐらいの措置。
8月、9月と再び実家に帰る用事があり、庭に目をやると、見慣れない綿の花が咲き誇っているではないか。画像はその中の一輪。
可憐な花をつけた綿花の正式名称は「アメリカン・シーアイランドコットン」。豊作の場合、綿の木1本当たり、大人用靴下で片側分くらいの収穫量になると聞いた。個人的にはかなり多い量だと思う。
すぐに枯れてしまうだろうとの予想に反し、可憐な花を咲かせ、こうして楽しませてくれるとは意外だった。(和)