繊維ニュース 編集部ブログ
2019
19
Aug
ラグビーW杯が間近に
【東京本社】現在放送中のドラマ「ノーサイド・ゲーム」が好評らしい。池井戸潤原作のドラマは、勧善懲悪のストーリーがいささかワンパターンの気もするが、それがいいのだろう。確実に興奮し、感動を得られる。まさに「テッパン」だ。
さて、ラグビーを題材にしたドラマをこの時期に放映するのは、約1カ月後に迫ったワールドカップ(W杯)日本大会に合わせてのことは言うまでもない。ドラマの劇中でも、W杯を視聴者に意識付けようとするセリフがたびたび発せられるが、果たして効果は生まれているのだろうか。ドラマを通じてラグビーという競技の魅力を伝えようとする意図も感じるが、それもあまりピンと来ない。
大衆的なサッカーとは対照的に、エリートのイメージが強く、ルールも難解なラグビーはとっつきにくい。ドラマの今後の展開が盛り上がるにつれ、ラグビーを見る目を変わればいいと願う。
「ノーサイド・ゲーム」放映開始直前に開かれた、日本代表がW杯で着用する新ジャージーの発表記者会見に出席した(写真)。ジャージー作りに情熱を燃やす職人の話も披露され、興味深く聞いた。こうした話がもっと世に広まればいいと思うが、それもW杯の盛り上がり次第か。あと1カ月でどうにかならないかな。(強)