繊維ニュース 編集部ブログ

2020 19 Aug

テレビのはじまり、はじまり

 

【大阪本社】上皇上皇后両陛下のご成婚(1959年)がテレビで放映された時、母親に連れられ近所に住む親戚の家にパレードの様子を見に行った。その何年か後にわが家にも待望の白黒テレビが到来し、1964年の東京オリンピック開会式を自宅のテレビで見たことを鮮明に覚えている。

TV番組の最初の記憶は、『ダイハツコメディ やりくりアパート』(1958~60年)大阪テレビ(現朝日放送)制作。当時どの番組、CMも生放送。大村崑、佐々十郎による

ダイハツ「ミゼット」の毎回番組最後のCMを楽しみにしていた。

昭和半ばにテレビという新媒体が登場し、局の制作担当者も視聴者もスポンサーも活気と期待に満ちあふれていた。現在、番組に往時の勢いはなくなったが、われわれテレビっ子世代の生活に定着し、朝起きたらリモコンのスイッチを押している。