繊維ニュース 編集部ブログ
2020
21
Aug
平熱が高い人間はつらいよ
【中国・四国支社】「顔を向けてください」。トンボを訪問すると、受付スタッフに指示された。カメラを使う検温機だ。7月に導入し、社員も出社時に測っているとのこと。
画面上には顔の形の枠があり、そこに自分の顔を合わせると数秒で体温が表示される。「36・2℃ですね。OKです」。平熱で胸をなで下ろした。
繊維業界はもちろん、さまざまな検温機が至る所で使用され、衛生への関心がかなり高まっていると改めて感じる。
だが先日、マスク贈呈の関係で訪問した市役所では、脇に挟む体温計を使うよう指示された。まずい。脇は顔や手首より基本温かいといううわさを聞くし、実際、筆者は昔から脇で測ると37℃近いことが多かった。
しかもその日はカンカン照りだった。案の定、通知音が鳴って見ると37℃近く。入室を断られるかと思ったが、かろうじておとがめなし。平熱が高い人間はつらいよ。
(小)