繊維ニュース 編集部ブログ

2026 05 Feb

香りの好み、その差異

 【上海支局】色や味、香りの嗜好(しこう)は、ところ変われば大きく変わる。日本を旅した上海の友人は「日本の街には柔軟剤の香りが漂っていた」と不思議そうに語った。確かに、日本市場では、ここ十数年で「香害」という言葉が生まれるほど香りの強い製品が普及している。翻って中国で普及する歯磨き粉は、ミントの刺激が強烈なものなど、筆者にはいまだになじめない。そのため、今も日本産を愛用している。海外展開において現地化は至上命題だが、こうした身体感覚に根指した好みを調整することは、容易ではない。(祐)