繊維ニュース 編集部ブログ
2022
06
Jan
越前織のしおり
【中国・四国支社】現在、日本に天守が現存する城は全国に12カ所あるそうだが、北陸で唯一残るのが福井県坂井市にある丸岡城だ。別名、「霞ヶ城」と呼ばれ、合戦時に大蛇が現れて霞を出し、城を隠したという伝説もある。安土桃山時代、織田家の名将だった柴田勝家の甥、勝豊により築城されたとされ、江戸時代は丸岡藩として本多氏、有馬氏がこの地を治めた。天守は3階で、小ぶりながらも城としての威厳が感じられ、小高い丘に築かれていることから丸岡市街を見渡せる。入場券は越前織のしおりが付いた粋な計らい。読書のたびにしおりを見て丸岡城を思い出す、なかなか良いアイデアだ(佑)。