船橋 芳信

2020 22 Aug

カシミアパッチワークジャケット!

カシミアパッチワークジャケット!

アトリエの生地在庫を調べていたら、良い生地が山のように眠っている。

素材、生地は生鮮野菜と同じと、ずっと考えていた。

少々シーズン遅れでも、良いのではと思い

生地メーカーの生産可能素材に関して、使う事を決めた。

と1980年代に流行った、Agnona の毛足の長いアルパカ素材、Loro Pianaのカシミアジャージー、

Ferlaのベイビーアルパカ、今でも十二分に通用する生地が、浮き上がってくる。

 素材の良さは、服作りには欠かせない。

素材の良さは、手作りの意欲をかき立ててくれる。

作られた服は注ぎ込まれた労力と時間を、物語る。

時間は今しか無い。時間の概念は、現在しか存在しない。

製品は、其の今、今、今、が注ぎ込まれた服として、その存在を、鼓舞している。

早く、誰か私を買ってください、と!