船橋 芳信
今年は後僅か!
今年もあと数日で終わる。今年は色んなことがあった。そして少し今年の出来事を綴ってみようかと思う。
一番は坐禅同好会、毎週土曜日、仲間になってくれてる人が、10名程になった。
坐禅がこんなにも興味深く、実になる物だとは、意外だった。
毎日の、僅か15分の坐禅は、妄想を払いのけ、真に必要な物に、気を集中させてくれる。
未だ僅か一年の坐禅だが、持続する事で新たな何かとの出会いが、待ち遠しい。
二番は、テニス練習の持続かな。毎週2回、健康のバロメーターとして始めたテニスだが、益々上手くなりたい欲望は、募るばかりだ。
そのためにスクワット50回、腕立て伏せ50回、腹筋50回、ストレッチと毎朝励んでいる。
三番は、ヘーゲル哲学書への接近、そのために自動車から地下鉄通勤へと毎朝の読書時間に当て、読んでいるが、進まない。
しかし、いかに19世紀フランス革命前後の時代の思想が、現代にまで其の影響下にあるのかを知ったのは、良かった。
難しいながら、一ページ一ページ、読んで行こう。
四番は、アトリエコンサートの開催だ。ファッション、服の売上が毎年毎年、下がって行く。
我々、小さなアトリエでは、自社生産なるが故に、多少の生産調整はやることが出来る。
が、そろそろギリギリのところまで落ち込んで来ている。ファッションビジネスの原理に従って、売り上げる為に宣伝をし、
ファッションフェアーに参加して、売上を伸ばそうとしても、ファッション産業のシステムに、
食い潰されるだけで何ら効果がない、幻想だと気が付いて早10年は経つ。
それで始めたのが、私の好きな音楽、アトリエコンサートだ。ミラノには優秀な音楽家が沢山いらっしゃる。
其の音楽家の方達との我がアトリエでのコラボレーションは、人の渦を作り、コミュニケ−ションを生み出し、皆に楽しさを与えてくれています。
毎月一回のアトリエコンサートは、凄いリスクと労苦を負わされますが、一面、我々の服の宣伝効果にも役に立ってくれ、
思わぬ副産物になってくれています。
正に音楽の前には、垣根はなく、人と人とを結びつけてくれています。
来年も健康に留意して、やるべき事に集中して、ビジネスへのチャレンジの年として行きたい。
こんな風に書いていると、何かとやる気がこみ上げてくる。
来年は良い年になるかな?