芹澤 絵美

2019 20 May

リーデルのセントラルオタゴピノノワール

少し前のことですが、我が家にも
「RIEDEL CENTRAL OTAGO PINOT NOIR」が仲間入りしました。

旦那さんからの誕生日プレゼントです。

グラス・メーカーのトップカンパニー リーデル社が、
ワインの品種ごとにグラスをデザインしているのはもはや有名ですが、
数年前にニュージーランドのピノ・ノワールに特化したグラスを発売しました。

ワインの味はグラスで左右されます。

ニュージーランドのピノ・ノワールは、
フランスはブルゴーニュのピノ・ノワールと大きく味わいが違います。
そしてニュージーランド国内でも、セントラル・オタゴのピノ・ノワールは、
華やかなフルーティーさが際立っています。

我が家では、初めて飲むワインはショット・ツィヴィーゼル社の、
「アローム・テイスティング・グラス」で飲むことにしています。

このグラスはテイスティング用に作られたグラスですし、
いつも同じ条件で飲めば公平にワインを評価出来ると思うからです。

このグラスで飲んで大満足するピノ・ノワールを、
リーデルのセントラルオタゴピノノワールグラスで飲んだらどうなるんだろう?

結果は、二人して「わぁお!!!!」でした。

まず、ブーケ・ドライブから立ち上ってくる香りのパワフルさが違います。
同じワインでも印象がぐっと変わり、
隠され検知されなかったさまざまな香りが次から次に現れるのです。

そして、チューリップ状の飲み口が、
ワインが口に入ってくる時の流れを穏やかにし、
繊細なピノ・ノワールの味わいを際立たせているように感じました。

まだセントラル・オタゴとマールボローのピノ・ノワールしか試してませんが、
私たちの大好きな生産地、マーティンボローのピノ・ノワールを早く飲んでみたいです。

リーデル社がニュージランドのワイン生産者を集めておこなった
「ピノ・ノワール グラスワークショップ」の映像はこちら