芹澤 絵美
2020
17
Dec
こちらは平和です
たまには日常の話題を。
アメリカで起こっている騒動に比べたら、
相変わらず?ニュージーランドは平和に回っています。
オークランドシティでは、多少のCOVID-19関連の規制と罰金がありますが、
ワイヘキ島ではほとんどの人がもうCOVID-19のことも気にしてないようです。
我が家では夏野菜が採れ始めました。
今年はライムの実りがとても良いです。
ヴィンヤードでは、リーフ・プラッキングという作業に入っています。
大きくなり始めたブドウの周りの葉を取り除き、
風通しと、太陽の恵みをフルーツに与えます。
<作業前>
<作業後>
毎日、ひたすら葉をむしって、むしって、むしりまくっています。
この時期は、ブドウの木に作られた鳥の巣を多数見つける時期でもあります。
私はかなりの鳥好きですが、仕事中は優先順位はブドウです。
なので、葉っぱが無くなり直射日光があたってしまうかもしれないですが、
容赦なく取り除きます。
来年になったらブドウの木全体にネットをかけていくのですが、
ネットの中でのリーフ・プラッキングで巣を見つけたら撤去します。
なので、ヒナが全て巣立った後の空の巣を見つけると、
あー、間に合って良かった、と少しホッとします。
中には巣の中での生存競争に負け、ある程度までは育ったのに、
巣立ちが遅れ、親の餌やりから取り残されて死んでいる雛も見かけます。
すべて、自然淘汰のサイクルの中にいるんだなぁと、
その小さな命たちを毎年見つめています。
今年はどんなブドウ、ワインが出来るかな。
天地人の妙で、毎年違うのでとてもワクワクします。