芹澤 絵美
ニュージーランドが開発した新しいマスク素材
ニュージーランドでは、COVID-19アラート2に置いては、
マスク着用が公共交通機関では”義務”、公共の場所では”推奨”となりました。
ここ1週間で、スーパーマーケットなどでのマスク着用率は90%を超えてきています。
ニュージーランドでは、
コンビニや薬局、スーパーなどにマスクは売っていません。
公共交通機関でマスクをしないと罰金$300なのに、
ジャシンダノマスクも配布されず、みなどうしているのか?と思って調べてみました。
キウィは、ニュージーランド・メイドにこだわっていました。
中国製の使い捨てマスクが基準を満たしていないというニュースが、
いろいろな国から報告されているので、
不織布で出来た使い捨てマスクへの信頼性がかなり低く、
昔から畜産関係の防疫に優れているニュージーランドでは、
逆にウィルスを運び入れる可能性のあるマスクの輸入には抵抗があるようです。
ニュージーランドと言えばウール。
原材料を輸入せずに、自国生産可能な高性能マスクとフィルターが開発されました。
Lanacoという会社が開発したもので、以下、サイトによる説明です。
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天然ウール繊維で作られており、合成繊維にはない素晴らしい機能を備えています。
ウールは世界で最も陽帯電した繊維であり、
空気中のあらゆる範囲の粒子を捕捉する磁石として機能する静電フィルターに変換されます。
呼吸抵抗が低く、呼吸しやすい。
Waire™マスクは、AS / NZS1716:P2 / N95 *レベルの保護を提供し、
適切に取り付けて使用するように設計および製造されています。
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Lanacoは、DIYマスクに装着する交換用フィルター、HELIX.iso™も開発しています。
私はマスクは洗濯可能な布製をお気に入りのブランドで買い、
HELIX.iso™フィルターを交換使用していくことにしました。
ニュージーランド製のDIYマスクには、
だいたい10枚のHELIX.iso™フィルターが付いて販売されていることが多いようです。
私もさっそく、南島はクィーンズタウンを拠点とする、
BONZという会社のメリノウールマスクを購入しました。
私は、マスクは飛沫を防ぐ効果はあると思いますが、
感染を防げるとは思っていません。
法律で決まっていない限り、日本のようなマスク警察なるものは決して現れませんが、
ニュージーランドにも”空気”というものがあり、
マスクをしていないと迷惑な人に見られそうな空気が漂い始めています。
それならばファッションとしてマスク着用を楽しみたいと思います。