芹澤 絵美

2022 02 May

サフラン・パトロール

南半球の5月、球根類の花々が芽を出し始めます。
水仙、フリージア、アイリスなどが葉を伸ばし初冬に花を咲かせます。

葉芽の出始めとほぼ同時、葉が成長する前に花を咲かせるのがサフランです。
そのサフランの雌しべを収穫すべく、毎朝新しく花が咲いていないかチェックして回ります。

花が咲いたその日の朝に雌しべを取らないと、夕方には花がしぼんでしまいます。
雨が降ろうものなら、下の写真のように溶けてしまいとても雌しべを収穫出来ません。

快晴の早朝、瑞々しい雌しべをたくさん収穫出来ると気分が上がります。

小さな5つの球根から始めたサフラン栽培。
植える場所、掘り上げ作業など、紆余曲折を経て今の場所に落ち着いたのですが、
球根も50個以上に増え、花の数もだいぶ増えました。

私が雌しべ取りをしている間、
だいたいいつもダック夫妻が後ろからじーーっと私を見つめています。
ダックは庭のちょっとした変化に敏感で、
新しく開拓したエリアや植えた花々などを必ずチェックしているのです。

収穫した雌しべは紙に広げて燥させたのち、乾燥剤を入れた小瓶で保存しています。

サフラン・パトロールのついでに秋野菜や庭のチェックをします。

<↓水菜、春菊、カブ、大根>

<↓ポテト・バッグで育てているジャガイモ>

<↓今年も勝手に生えてきた野生のジャガイモ>

<↓イチゴ・ランナーの発根状況もチェック>

<↓順調に発根しているようです。この株はそろそろ定植しても良さそうです。>


ガーデンと畑のパトロールは朝夕2回。
昼間はひたすら室内ペイントです。
壁を塗っていく下準備として、年末大掃除以上の掃除をついでにやっています。

塗り終えたところと塗られていないところの色の違いがはっきりするので、
早く新築のような真っ白な壁にしたくてガンガン進めています。
ラウンジ&ダイニング・キッチンが終了間近。
剪定シーズン前のこのホリデー中にできる限り室内塗装を終わらせたいと思っています。