山中 健

2019 29 Jun

街とコレクションのイメージが融合 ロンドンメンズ2020春夏

ロンドンメンズへも2年ぶりに行ってきました。今回印象に残っているのは、それぞれのショーのロケーションが魅力的で、ファッションウィークに行っただけでロンドンの魅力に触れることができたことです。

大きな要因はメイン会場をイーストに移したこと。先シーズンからだそうですが、私にとってはイーストでのショーはほぼ初体験。イーストは、ブリックレーン、ショーディッチ、ハックニーといった街が集いカルチャー&ファッションに触れることができるエリア。観光商業の一つの重心となっています。以前はセントラル(ホルボーン周辺)でやっていたため、オフィス街や歓楽街を見ながらショーを見たのですが、今回はグラフィティアートや古着屋さん、ストリートフードなどをショーの合間に見ながらコレクションを楽しみました。ロンドンメンズは、大御所系や商業系がめっきりと減ったのですが、その分「ストリート=ロンドンメンズ」というイメージを強固にしています。それはこのローケーション変更も大きく影響しているでしょう。

 

一方、「ロンドンに帰ってきた!」と現地メディアが報じたビッグブランド、「アレキサンダー・マックィーン」のプレゼンテーションは優雅そのもの。歴史的建築物「チャーターハウス」の門をくぐると、ロマンチックなケータリングでおもてなし。コレクションも同ブランドらしい毒気とエレガンスが融合したもので、ロケーションと共にブランドの世界観に酔わせていただきました。

 

 

ロンドンメンズのコレクションレポートも書いています。ぜひご一読ください。

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