山中 健
2020春夏NYメンズ....
(NYの新進ブランド、「アンタイトルド コレクティブ」)
今回、NYへ行った理由の一つはNYメンズを見ること。
このNYメンズ、春夏シーズンは7月にやっていたのですが今年から6月上旬に前倒し。世界で一番早いファッションウィークになりました。なので、見に行ったのですが。。。。
スケジュールがスカスカ、、、、。NYメンズといいながらウィメンズのショーもあったりします。
日本に窓口があるのは、アレキサンダー・ワン、(八木通商傘下になった)フリーマンズスポーティングクラブ、そしてNハリウッド(良いショーでした!)の3つだけ。しかも私は、5月末日に行ったアレキサンダー・ワンのショーには間に合わず....(アレキサンダー・ワンのショーは、黒部エリさんがレポートをアップしています。)
NYメンズが前倒しになったのは、アレキサンダー・ワンのショーに合わせてのこと。しかし、それに追従するブランドは本当に少なく、日本でおなじみのビッグブランドはもちろんコンテンポラリーブランド、カジュアルブランドも参加がほとんどありませんでした。なので、NYメンズはローカルの新進デザイナーたちが中心。NYMDは見応えがあったようです(これも間に合わず)。
そもそも、NYではファッションウィークそのものが下火。マーケティングの街NYだけに、マネタリーが見えないファッションショーに存在価値がなくなっているのだと思います。
この辺りは、服飾文化を継承するパリ、職人芸を披露するミラノ、都市活性化に貢献しているロンドンとは違う点だと感じた次第です。
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