山中 健
2018
29
Jun
【2019春夏メンズトレンド2】細めシルエット増加
ストリートトレンドにより、ダボダボのルーズシルエットやゆるっとしたコンフォートシルエットが中心。多くのブランドがこれを継続してとり入れています。
その一方、細めシルエットをとりいれるブランドも増えています。細めシルエットは、先々シーズンから兆しとして見られてきましたが、今シーズンはトレンドとしてしっかりと見えるようになっています。と言っても、上下ピタピタというよりも、どこかしらにタイトフィットを入れるというのが主流です。風に膨らむフリュイドな要素を残したセンシャルなものが多いようです。
代表はプラダ。トレンドの予言者とも言えるプラダが細めのシルエットを描いた意味は大きいと言えます。そして、ラフシモンズも細め。細いだけなく厚底ブーツを使用し長いシルエットを描いています。また、コンテンポラリーブランドのヌメロヴェントゥーノの前半もタイトフィットをとりいれています。
日本のミッドトレンドでようやく定着したコンフォートシルエット、この先細めシルエットがどの程度広がるのか、注目です。
(画像:プラダ)
(画像:ラフシモンズ)
(画像:ヌメロヴェントゥーノ)
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