山中 健
2018
30
Jun
【2019春夏メンズトレンド3】本流はスポーツカラーとホワイト そしてオータム、レトロカラーが浮上
カラーの本流は、スポーツカラー。赤、青、黄などの強めの色をコントラスト効かせて配色するのが主流です。これは、1980年前半のトレンドのリバイバルとも言えそうです。コンテンポラリーブランドなどはこれが圧倒的に多く、ミッドマーケットのメイントレンドとなりそうです。そして夏の定番である白も多く見られます。まばゆいオプティカルホワイトも色々なブランドで使用されています。
(画像:MSGM)
(画像:ルイ・ヴィトン)
この春夏らしいカラーとは別に、秋冬のようなオータムカラー、レトロさを感じる褪せた色も浮上して入ります。茶系やダークカラーを中心としたオータムカラーは、ハイブランドに多く見られます。トム・フォードは、ワードローブのリアリティを提案し、長く着られる色としてオータムカラーを提案していました。
また、パステルカラーが褪せたような色も気になります。褪せたピンクやオレンジなどが新鮮で、ドリス・ヴァンノッテン、アン・ドゥムルメステールなどが採り入れていました。
(画像:アミ アレクサンドル・マティッシ 撮影:土屋航)
(画像:アンドゥムルメステール 撮影:土屋航)
★山中健執筆コレクション記事はこちら
★SNSでも情報を発信しています
https://www.facebook.com/yamanakaconsulting
https://twitter.com/takeru_yamanaka
https://www.instagram.com/takeru_yamanaka/
▼2017年10月以前の過去記事はこちら