山中 健
2018
31
Jan
セルフリッジが伊勢丹を抜いた?
現在改装中のセルフリッジ。1Fはだいぶ改装が進んだようです。特に1Fは大きく変わりました。
かつて1Fは、化粧品&ヤングカジュアル(H&Mやトップショップ、香港ITが入っていてびっくりしたものでした)だったのが、昨年、化粧品&ハイブランドのバッグ・アクセサリー平場になり、そして今はフードホールができています。
ブランド別編集平場から、ビューティーホール+アクセサリーホール+フードホールという専門店業態のコングロマリットに変わりました。
これまで、セルフリッジは伊勢丹っぽくなっていたのですが、さらに洗練し、新たな百貨店の平場を構築した感があります。それは、単なるカテゴリー別ブランド平場というだけでなく、物販のコト化というべき、リアル店舗だからこその楽しさがあります。
グローサラント的な、飲食と食物販の一体化、ビューティーサロンのオープンスペース化による賑わいなど、歩くだけで楽しさを感じます。
特に食物販は、「日本のデパ地下」のようなチャネルの縛りがなく、ロンドンのカジュアルな人気フードが集結しています。
伊勢丹に追いつけ、追い越せという感じで、「新宿伊勢丹が世界一の百貨店」という神話を揺るがすような、セルフリッジの改装でした。
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