山中 健

2018 31 Jan

セルフリッジが伊勢丹を抜いた?

現在改装中のセルフリッジ。1Fはだいぶ改装が進んだようです。特に1Fは大きく変わりました。

かつて1Fは、化粧品&ヤングカジュアル(H&Mやトップショップ、香港ITが入っていてびっくりしたものでした)だったのが、昨年、化粧品&ハイブランドのバッグ・アクセサリー平場になり、そして今はフードホールができています。

ブランド別編集平場から、ビューティーホール+アクセサリーホール+フードホールという専門店業態のコングロマリットに変わりました。

これまで、セルフリッジは伊勢丹っぽくなっていたのですが、さらに洗練し、新たな百貨店の平場を構築した感があります。それは、単なるカテゴリー別ブランド平場というだけでなく、物販のコト化というべき、リアル店舗だからこその楽しさがあります。

グローサラント的な、飲食と食物販の一体化、ビューティーサロンのオープンスペース化による賑わいなど、歩くだけで楽しさを感じます。

特に食物販は、「日本のデパ地下」のようなチャネルの縛りがなく、ロンドンのカジュアルな人気フードが集結しています。

伊勢丹に追いつけ、追い越せという感じで、「新宿伊勢丹が世界一の百貨店」という神話を揺るがすような、セルフリッジの改装でした。

 

★SNSでも情報を発信しています

https://www.facebook.com/yamanakaconsulting

https://twitter.com/takeru_yamanaka

https://www.instagram.com/takeru_yamanaka/

▼本ブログの過去記事はこちら

http://www.apalog.com/yamanaka/