山中 健

2020 25 Jul

アフターコロナの新宿はどう変わる

コロナ禍によってネガティブな報道がされる新宿。新宿といえば夜の街というイメージをお持ちの方も多いですが、新宿は歓楽街だけでなくショッピング、オフィス街など多くの表情を持つ世界一ビッグシティ。そのビッグシティがこれから20年に渡り激変していきそうです。

他のニュースに隠れてあまり話題にもなっていませんでしたが、新宿駅の東の新宿ステーションビル(ルミネエスト)と西の駅ビル(小田急百貨店)が高層化し都庁より大きいツィンタワーができるという報道されました。小田急百貨店は2029年の竣工を目指すそう。

渋谷の大改造に匹敵するぐらい、アフターコロナの頃には様変わりをしているかもしれません。その兆しはすでに現れています。東西自由通路や東口の駅前広場の整備などが一部完成しています。

昭和の新宿は東が商業や文化を引っ張ってきました。あまりにもパワフルで多くの客層を誘導してきたあまり雑多なイメージに。平成には南口の開発により、タイムズスクエア、サザンテラスやニュウマンなどのクリーンなゾーンを作り、新宿の新たな表情を見せました。そしてこれからは、東西を結び西口の開発も目白押しのようです。

 

ウィズコロナ期には敬遠されるビッグシティですが、アフターコロナに向けて着々と変わっていきそうです。

現代アーティスト・松山智一によるモニュメントを東口広場に設置

 

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