内田 文雄
春節前に思った事!
私は今日1月13日から、春節(1月24日から30日までの1週間休暇)前、最後の出張で宁波(寧波)に来ています。2月からクライアントになるであろう先に、幹部の再ヒアリングとPJ詳細を詰めるために。
毎年感じるのは、春節に向けた各種イベントや都会に来て仕事をしている人達の帰省が早まってきているという事。特に今年2020年は1月に春節があるので、なおさらです。今日現在で春節休みまで約10日少しあるのですが、今日利用した新幹線の虹橋駅もご覧の通り、田舎に帰省する人達で混みあっていました。
今日1月13日の虹橋駅の模様、これでもまだまだ人は少ない方です
各企業では先週末金土日の3日間で、年会(企業あげての忘年会、1年間ご苦労様会)をやるところが多く、wechatのモーメンツで知人やクライアント企業の年会の模様がupされています。
年会の中では、事業方針説明会というお堅い内容から始まり、そのごは余興タイム。いわゆるクジ引き抽選会や演芸などで優勝者、チームには現金や旅行チケットなどがプレゼントされ、それはそれは大盛り上り。企業によっては歌手、俳優も呼んでまるでコンサートの様相です。
或る企業の年会の模様。アリババ馬雲氏の影響か、経営陣が歌を唄い盛り上げます
2019年の事業報告と20年、将来の経営方針がトップから語られます
私はいまドイツに居ま〜す、というモーメンツでのアピール
ご覧のように知人の中国人の中には、既に春節休暇に入っている人達もいて、欧米、日本、アジアの旅行先からモーメンツにupしています。皆がまだ仕事をしている中で、「私は先に休暇に入ったよ!皆さん何してるの?」と言わんばかりです。ここ2〜3年の中で春節前を海外で過ごす人達が異常に増えていると実感します。決していわゆる富裕層とかではなく、凄く一般的な中国人が年に1〜2度は海外に飛んでいます。経済的にも心身的にも余裕が出てきているのでしょうね。
私が今日上の虹橋駅の人混みの多さを伝える写真をモーメンツにupすると、中国人の知人からは「内田さん、まだ仕事してるの?いつから休み?」というコメントが多数...。私としてはついこの間、日本の正月休みを終え、中国の春節前までラストスパートしているだけなのですが...。
今年は例年にも増して春節スタートが早く、一般的に1月決算スタートの企業が多いため、できるだけ春節前の業務を早く切り上げ、春節後(1月31日から)からのビジネスに照準を合わせているようにも見えます。
まぁ明日からの二日間頑張らねば...
それでは!