六本木 真弓

2019 18 Jul

『Japaneseness』

7月3日のジャパンタイムズに掲載されたBLOOMBERGの「NOAH SMITH」氏のコラムを読んだ。

タイトルは、「日本はCOOLだが、ビジネスには繋がっていない」という、興味深い話題となっている。

 

上海「新世紀エヴァンゲリオン」の展示 エヴァンゲリオンユニット-01(2016年6月)

 

『Netflix』や『Grunchyroll』のプラットフォームが、日本POPカルチャーを全世界に広めてくれ、今や『Japanese life』は、世界の若者を魅了している。

しかし、再認識されている日本POPカルチャーは、日本に利益をもたらさないでいる。

もし、日本企業が『Grunchyroll』を買収したり『独自のストリーミング配信サービス』を始めれば、エンタメ・ビジネスとして、もっと儲かるハズなのだとアドバイスしている。

 

 

 

工学院大学ソーラーカー新車両「Eagle」

 

一方、10月13日~20日に、オーストラリアで開催されるソーラーカー大会に向けたソーラーカー「Eagle」。

「TEIJIN×工学院大学」ソーラーカープロジェクトには、帝人の「炭素繊維」「パラ系アラミド繊維」が車体の軽量化を図り、「メタ系アラミド繊維」で耐火性に優れたドライビングスーツを提供している。

日本の最先端の技術を終結して、初優勝を狙っているそうだ。

日本製品は「高品質」「安心・安全」で、評価が高い。

 

今こそ、高品質、安心・安全な日本製品に更に「Japaneseカルチャー」の「洗練さ」を、広告等でアピールしたら、もっと魅力が増して海外進出が加速し、輸出に貢献するだろうと言っている。

『Japaneseness』と使われている言葉の日本らしさ・日本人らしさが「Japaneseカルチャー」を押し上げる原動力となっていると思われる。

非常に、示唆に富んだ興味深いコラムだった。

 

 

㈱六本木事務所